センチメンタルジャーニー

昨晩は午後9時から倒れるように眠り込んでしまい起きたのは朝の4時。

 

知り合いの内科の先生が「睡眠障害は心配ない。絶対にいつか眠れるから。」と仰っていましたが本当でした。

 

今朝はすっきり。まだまだペットロスはありますが、却って存在感のある大きな骨壷で良かったと思いました。お花やお菓子をお供えしていて、まだまだそこにぽんちゃんがいるような気がします。

 

昨日は納骨の予約をしました。満中陰は12月13日になりますが、その日は仕事が休めないので同じ週の日曜日に先代犬たちと共に永代供養をお願いすることにしました。

 

手元供養のため五センチ程度の骨壷をAmazonでかったのですが、あの特徴的な三角の頭の部分が入らないのでまた買い直すかもしれません。

 

 

ぽんちゃんが亡くなった後の自分の気づきを総括します。

 

結局自分がやりたかったことは、好みのペットを飼って可愛がること。気功の先生から痛いところを突かれましたが、自然愛、動植物愛からではありません。

 

夫さんから、私が下痢したぽんちゃんのお尻を拭く時、まるで高級時計や楽器のメンテナンスでもしているようだと言われていましたが、私にとってバセット飼いは立派な趣味だったようです。

 

親友からせっかく自由になったのだから犬がいたから出来なかったことをたくさんやってと言われたのですが、海外旅行、クルーズ。。関心なし。

 

食べ歩き?パソコンで帳票やグラフを見ながらランチをとる私にとって、カフェメニューで十分です。

 

バッハのヴァイオリンソナタぐらいのレベル曲を気ままに弾いたり、能楽の素謡を歌う。それ以外の時は犬のお尻や耳を拭いている時が一番幸せです。

 

仕事もばりばりやって犬のためには惜しみなく使う。。これは誰にも止められない趣味です。

 

酷似した人を知っています。私の外祖母です。外祖母は私のことを「この子は私の趣味」と公言していて、発表会となれば何時間もかけて衣装選びをしていたものです。

 

従兄妹たちは全員ドクターで、小さい頃から単語帳を持ち歩いていましたが、外祖母は「あの子たちは本家の子なのでしっかり勉強させないと。貴女は自由にして。それから綺麗にしておかないと。」

 

海外にもよく連れて行ってくれましたが、シートベルトを閉めた時必ず言うのは「この飛行機落ちても本望ね。大好きな貴女と一緒だから。」私は内心「ちょっと待ってよ。50歳下の私はまだまだ生きたい。。」😂

 

 

昨晩はバイオリン塾の旧友とラインチャット。次の子をお迎えするには遠方でもわざわざ犬舎の見学をしなければいけなくて実に面倒と話していたのですが、彼女から「こんな時は旅よ。富士山が見える席取って。空気が違うし気が晴れる。」ドリスデイのセンチメンタルジャーニーになりそうです。

 

Gonna take a sentimental journey
Gonna set my heart at ease
Gonna make a sentimental journey
To renew old memories

 

 

これからはペットロスとの闘い

このブログのタイトルは病との戦いですが、今度は自分のペットロスとの戦いになってしまいました。新しいペットが来る時は戦いというネーミングはやめたいですね。

 

私は元々不眠気味ですが、こういう事件があると膀胱炎を伴って悪化します。

 

不眠日記を書けば、ぽんちゃんが亡くなった木曜日の晩はルネスタ1mg、金曜日の晩は翌日お葬式という力仕事?があるのでルネスタを2mg、土曜日の晩はリーゼ5mg。何を飲もうと2時間後には必ず中途覚醒して、通常の倍量飲んだ金曜日だけ4時間眠れました。

 

家族が一人いなくなったという特別な事情がある今は気にせず普段より多めに飲もうと思っています。原因がわかっている以上必ず時間が解決してくれると思います。

 

 

眠れない時は些細なことが気になります。

 

まずはあの巨大な骨壷をどうしましょう。。。

f:id:yukigetamenou:20231029155744j:image

先代犬たちの4倍ぐらいの大きさです。手元供養も21年、11年目に入りますが、二つをずっと自分の部屋に置けたのは小さいサイズだったからでしょう。

 

今回は満中陰以降に納骨しようと思っていますが、ぽんちゃんのしっぽのお骨は毎日持ち歩くのでどうかお許しをという感じです。

 

火葬が終わった後すぐに初七日をやりましたが、遺体の大量のクレメジンと巨大な骨壷を巡ってお経に集中できませんでした。

 

あとでお坊さんが涙がすっかり乾いた私をご覧になって、「だいぶ落ち着かれましたね。」??

 

 

木曜日から仕事をろくにやっていないので溜まりに溜まっていて、気功をお休みさせてもらうことになりましたが、ここで気功自体をやめることになるとは思いませんでした。

 

先生に「また同じ犬種を飼いたいと思いますが。。」と申し上げたら、「動物愛があるのでしたら保護犬を飼うべきでしょう。」と返されました。

 

正論、ド正論ですが、前日にペットを亡くした人にかけるべき言葉ではないと感じました。

 

平和な場所で「戦争は良くない、停戦!停戦!」と言えますが、現場にいれば食うか食われるかの世界であるのと少し似ています。(ちょっと、いや全然違うかもしれませんが。)

 

社会正義は心の余裕から生まれるもので、まだ私はそこまでリカバリーしていません。

 

とても良い先生ですがいつもどこかでキリスト教イスラム教のようにズレるのを感じていて、ペットロスを抱えたままこういう感じでお付き合いするのは辛いと考えて辞めることにしました。今は弛緩法ならマッサージに行きたいです。歯も痛いかも?

 

猫でも小鳥でも虫でも何でも愛しいですが、動物愛というよりもバセット愛が深い自分に気づきました。

 

還暦で飼うとなれば今度は七十代で今の心労を経験しなければならなくなりますが、それにも増してバセット愛が強ければもう一度バセットを飼うと思います。

 

終わりました

ぽんちゃんのお葬式が無事に終わりました。

 

自分で遺体を車で斎場に運んだのですが、とにかく重かったです。事前に工務店の知り合いから台車を借りていて正解でした。それでも首が台車からはみ出すという大きさ。。

 

お腹は死後三日を経過していたのにぱんぱんに張っていました。これではとても辛かったと思います。

 

お骨拾いをしたらクレメジンがたくさん出てきました。非常に無念。。

 

お坊さんの法話が素晴らしくて、それまで涙が出なかった私も思い切り泣きました。

 

お骨は全部持ち帰るということで骨壺は前代未聞の巨大な容器に。予定より早めに納骨するかもしれません。。。😂 これからは尾っぽの小さな骨をずっと持ち歩きます。

 

f:id:yukigetamenou:20231028194303j:image

火葬前のぽんちゃん

 

親友からはこれからは犬がいたから出来なかったことを楽しんでと言われましたが

 

ぽんちゃんがいたからこそ、仕事もできたし音楽も楽しめた、旅にも行けた、

 

ずっと私の支えになっていたことが分かりました。この大きな杖なしでは安定が悪くて何もできない状態が今です。

 

まあ徐々に元気になりましょう。。。

今から出棺

今日は午後2時半からお葬式です。

 

ペットロスは当日よりも翌日の方が込み上げてくるものがあります。当日は気が張っていて自分が最後に立ち会ったというのに、涙いっぱいの夫さんに労いの言葉をかけていたぐらいでした。

 

それから深夜にかけて予定変更メールのラッシュ。ルネスタ1mgでは2時間ぐらいしか眠れず、昨晩は2mgにしてちょうど良かったです。少し眠れて鍼灸院に置き針をしてもらいました。

 

振り返るとぽんちゃんの終末期は7月から始まっていました。突然水を飲まなくなって余命四日と言われたのです。

 

そこから毒素吸着のクレメジン、胃捻転と勝負は決まっていました。粘ってくれたのは体力だと思います。

 

今日のお葬式は初七日まで一気にやります。亡くなった場所が大病院だったのでエンジェルケアまでやっていただけたのは大ラッキーでした。

 

犬はご縁があればまた飼います。

 

皆に最後のペットと公言していたのですが、亡くなった直後からロスとかでなく何か突き動かされるようなものがあります。ぽんちゃんがそう望んでいるのかも?

 

状況さえ整えればずっとペットと一緒もまた可能かもしれません。それに扶養者がいるこそ仕事もまた頑張れます。

f:id:yukigetamenou:20231028110546j:image

こちらの病院には頭が下がります。かかりつけではなかったのですが、救急で嫌な顔一つせずにみてくれました。余命4日宣言の日からここに飛べば良かったかもしれません。

忌引き

今日の午前は忌引きにさせてもらいました。

 

死因を総括すると胃捻転を再度起こしたようです。2度目の奇跡はありませんでした。

 

7月から病院との往復で犬でも老年期は辛いと思っていましたが、ずっとは続かないものです。

 

もしくは私の祖父母、父母からの伝統でコロッと死ぬ家族なのでしょうか。。。

 

明日立ち会いでお葬式をするのですがリビングでの姿はずっと眠っているようです。

 

腎臓病は療法食と漢方が成功していたので勿体無いことです。最初に胃腸にくっつきやすいリン吸着剤を使ったのが今回の敗因と思います。腎臓病は絶対にまずは療法食だと思います。

 

両親の時と同じくあれこれ反省ばかりですが、帰宅して可愛い顔が見えないのは途轍もなく寂しいです。

 

もう一度犬を飼うかどうかは、亡くなったぽんちゃんに選んでもらいたいです。つまりご縁。一生犬と過ごせたら幸せですね。親友には自分の時間を楽しんでとも言われています。迷いますね。

 

確かにまずは自分。昨日は膀胱炎再発で辛かったです。うちの夫さんもストレスによる健康が心配。

 

バセットって私にとってすごい魅力です。二度飼ってみて犬を飼うならやっぱりバセットしかないです。

亡くなりました。

ぽんちゃん胃拡張で亡くなりました。少しでもこのブログで老年期の話を綴れて良かったです。

f:id:yukigetamenou:20231026180323j:image

今朝はこんな感じだったのにあっという間の出来事でした。12年近く楽しませて頂きました。

 

犬を長生きさせたいのなら

これまでのぽんちゃんの経過ですが

 

13日に胃捻転。14日の朝まで完全絶食。14日の夕方から犬用ミルクを少し。翌日は下痢。15日の夕方からロイヤルカナンの液体療法食。200mlで300カロリーとかなり高カロリーなドリンクです。

 

(ペットゴーさんって迅速な対応をしてくださるので大変助かります。ありがとうございました。)

 

16日から少しずつロイヤルカナンの缶詰を混ぜることに。最初は小さじ一杯程度。一週間経過した昨日は大さじ二杯まで増やしました。量はこのあたりで止めることにします。😭

 

昨日からはカリナールを朝小さじ一杯、夕小さじ二杯。胃捻転になる前は一回の食事に六杯も入れていたのですが、今朝は昨夜のたった二杯で下痢をしたのでショックです。

 

カリナールは腸内細菌の力で窒素を取り除くものですが、まだ時期的に早すぎたのかもしれません。夕食からは投与を中止します。

 

今朝は早朝から夜泣きを心配するぐらいわんわんと吠えて元気いっぱい。朝食を食べるとすぐに眠りました。

 

胃捻転以降良い傾向にあるのは、食べたらすぐ伏せの形で1時間横たわること。その後はお部屋に帰って本格的に寝ます。

 

バセットはやることがないと寝続けると言いますが、ぽんちゃんも若い頃からそうでした。最近あちこちに移動して落ち着きがなくなったと思っていたら、体の調子が悪かったのかもしれません。

 

 

老年期のぽんちゃんにぴったりと思っていた漢方薬が今日から販売中止だそうです。なんでも医薬品成分が発見されたとか。

 

もともとこの薬の存在を知ったのは漢方ドライフードがキッカケですが、胃捻転以降は胃で膨らみやすいドライフードがダメになり、腎臓病の犬の飼い主さんたちに配りました。(残念でしたが喜ばれました。)

 

ぽんちゃんのフードは当分ロイヤルカナンで行きたいと思います。販売中止の漢方薬は少々備蓄したのでぽんちゃんが生きている間は大丈夫かなと思います。

 

他には枇杷の葉湿布にも興味ありです。毎日磁気治療器をお腹に10分あてるようにしましたが、温熱治療器も持っているので枇杷の葉湿布もトライしたいです。私は東洋医学に入れ込んでいるのでツールには不自由しません。

 

昨日は気功のお師匠さんにお会いしたのですが

 

腹八分は健康、腹七分はアンチエイジング、腹六分は長寿につながるそうです。犬を長生きさせたいのなら腹六分ということですが、胃捻転をした結果自然にそうなってしまいました。人間も断食して腎臓病が良くなった人もいるようで、減らすというのは良いことかもしれません。

f:id:yukigetamenou:20231024081321j:image

寝る、寝る、